『スパークリング』というのは『発泡性の』という意味です。最近では、『スパークリング』のワインだけでなく、『スパークリング』の日本酒等も出ています。

　ここで注意しなくてはいけないことがあります。『スパークリング』と形容されているお酒には、発酵の結果自然に発泡性を帯びるものと、本来発泡性ではないお酒にあとから炭酸ガスを加えているものがあることです。
　これはスパークリングワインでもスパークリング日本酒でも同様です。
　炭酸ガスを加えているものには通常原材料名の表記のところに炭酸ガスと書いてあるのですぐわかります。

　このブログでは、基本的には発酵の結果自然に発泡性を帯びたものしか紹介しないようにしています。炭酸ガスをあとから加えたものを紹介するときには、できるだけそのことをはっきり書くようにしたいと思います。
　と言うのも、炭酸ガスを加えたものは、本物の発泡性のお酒だとは思っていないからです。
　ただ、これはあくまで僕の個人的な意見です。また、炭酸ガスをあとから加えたから質が落ちるとは必ずしも言い切れないことも付け加えておきます。